一切の手間が無い骨盤枕ブログ:29 7 15
ミーは、心と身体が別々のもののように感じていました。
そうとは意識していませんでしたが、
例えば、心はがんばろうと思うのに、
身体が動いてくれない、悔しい、情けない…
そんなことを何千回となく思った日々がありました。
がんばれないのは、うまくいかないのは、
この身体のせい…と身体を責めていました。
同時に、でもやっぱり身体をうまく動かせない心が悪いんじゃない?
という疑念もあって、心も責めていました。
また、身体に嫌悪感を感じていました。
身体って当然のごとく汗もかくし、排泄もする。
欲しくはない脂肪だってつくし、顔にはシワもシミもできる。
入浴しなければ汚れて臭う。
ニンニクでも食べればかなりの口臭がする。げっぷも出る。
身体の調子が悪い時は吐き戻すこともある。
そういった生理的な身体の反応すべてに対して、
何か「汚い」という感覚がありました。
赤ちゃんや幼い子どもは肌もつるつるしててキレイですが、
大人になるにつれて、年をとるにつれて、身体全体がどんどん汚れていく…
そんなふうにも感じていたように思います。
ですから、大人になることへの拒否感も持っていましたね。
さらに、
どこか自分に生身感がありませんでした。
身体で生きてる実感がイマイチないというか…
自分のことをサイボーグのように感じていました。
ともかく、そのせいだと思いますが、
身体を大切にしようという気が起きませんでした。
頭では、理屈はわかってはいました。
身体をケアすることは大切なことだと…
気持ちのコンディションにも影響しますしね。
でも、身体のケアをすることにあまりやる気を感じられなくて、
がんばってやっていても、ムダなことをしているような、
無意味な感じをよく感じていました。